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革靴を丸洗い。 [【編集】]

空もすっかり秋という感じで
徐々に良い季節になってきました。

最近、お昼休みにお弁当を持って近くの公園に行って

伸び伸びと過ごしていたりします。


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公園の花や空を見たり
人間観察をしたり
気付けばもう会社に戻る時間と言う事が
しばしば。

公園の川沿いにオープンカフェや夜にはビアガーデンが
あったりして、休日や夜にきたらまた違った雰囲気が味わえるのかもしれません。


ところで

先ほど、レイアウトに出した記事からとても気になる情報が。

日本経済新聞の「とことん試します」というコーナー。
記者が毎回、徹底的に体を張ってとことん調べるという
印象が強いコーナーで題材のテーマもまた突飛押しもないときが
あるのでとても楽しみに見ています。
(今までも何度か使わせて頂いて、衝撃的だった記事は
 3年前の米をいかにして美味しく炊くか?という記事でした。)


今回選んだものは

色々な革靴を自分で水洗いしてみた!
という記事なのですが

記者が持っている様々な革靴を
専門家の話を元に様々な種類の革を
実際に洗ってみるという企画で。


1度、水に濡らすと革が3年使い古したダメージを受けると聞いていた私は
革靴をジャブジャブ?しかも自分の靴を自分で?
それって結構、取り返しのつかない事のでは?
という
体の張り方にびっくりしてしまい、
ついつい手を止めて読み込んでしまったわけです。

専門家曰くおろしたて、ピカピカきれいと言うまでは出来ないにしろ
100円ジョップグッズで衛生面と風合いの改善は出来るのだとか。

必要なものは
・ボディーソープ
・霧吹き
・台所用スポンジ
・歯ブラシ
・クリームあるいは補色剤



①歯ブラシで靴の中のホコリや汚れをかき出し、表側も縫い目をこする
②ボディーソープ5%希釈液を作る。
 なぜボディーソープ?
 専門家曰く「生きている皮を手入れするものなら
 死んでいる皮にもいいだろう…。」との事。
 ありそうで思いつかない発想ですね…。
 確かにそうだけれど、そういう問題なのでしょうか?
 逆にハンドソープは洗浄力が強すぎて向かないのだとか。

③希釈液を霧吹きで吹き付け、スポンジでこする。力加減は「そっと、とゴシゴシの間」。靴の内側も同様に。

④流水ですすぎ、乾いたタオルで水気を拭って、丁寧にタオルドライする。

⑤乾燥は針金ハンガーを曲げ、靴を吊るし、窓を開け、扇風機の風を当てる。
 家庭では乾燥の失敗が大半だそうで、
 カビなどがはてしまう事があるので念入りに。

⑥クリームや補色剤で仕上げ。


記者は48時間吊るし、各皮の状態について伝えていますが
ツヤのある皮はは比較的良好なのでそうですが
起毛皮は固くパリパリして風合いが変わってしまったのだとか。
黒い皮靴については、色むらが分かりにくいので
ドボンと洗っても問題ないのだとか。


しかし、水洗い前とは「復活」の差が歴然だったのだそうです。


お気に入りの一足はやはりプロにとは言うものの
無理だと思っていた革靴の水洗いここまでできるのですね。


今日の一曲:P!NK/So What

フードファディズム。 [【編集】]

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お彼岸に食べたおはぎです。

だいぶ涼しくなってきました。
雨が降るたび、涼しくなっていく感じが
ちょっとワクワク。


猛暑から一変、
少し肌寒いくなってきたので料理も徐々に暖かく。

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蒸し野菜を作りました。
蒸しているだけなので、
作ったと胸を張って言えるものではないのですが…。

世は蒸し鍋だ、タジン鍋だと言っていますが
我が家は圧力鍋です。

味噌、マヨネーズ、ゆず胡椒、色々な調味料を作りましたが

やっぱり何も付けずに食べるのが一番美味しいですね。


最近、「フードファディズム
という言葉について考えています。

主任が
「毎年、載せたいぐらいだ。」
と言って見せて頂いた連載が
この「フードファディズム」についてで。

そういえば…
私が食べ物の事を勉強したいと思ったきっかけは
このフードファデズムだったのかもしれません。

高校の時、たまたま見た新聞記事。

当時、アミノ酸系飲料が流行っていて
痩せる効果があるのだと。
それを信じた痩せたい消費者が毎日2.5Lのペットボトルを
3本飲んで糖尿病になってしまったという記事でした。


なんで?

この人は本当は痩せたかったはずやのに。
自分の体の事を思ってやったことのはずやのに。
飲み方を間違えたばっかりに糖尿病になってしまうなんて。

なんで?
誰も教えてあげんかったんやろう?
ちゃんと正しい情報を知っていたら
この人は病気にならずに済んだのに。

なんで?なんで?なんで?

なんで?がいっぱい重なって勉強しはじめた訳です。


今はあの頃に比べて、
「○○ダイエット」や健康食品について
いきなり飛びつくという事も少なくなっているように思いますが…。


色んな所から、色んな食べ物を知ったり
選んだりして、

食べる事を楽しんだり
健康を気遣う事ができるように

食べ物の情報や食べ方をいい所も悪い所も知る事が
出来るような情報源があればもっといいのにと思います。


いい所、悪い所に偏る事無く
両方知って、改めて考える事。


それが本誌のいい所なのかなぁ、と。

そんな本作りが出来ればいいのにと考えています。


今日の一曲:NUM-AMI-DABUTZ/NUMBER GIRL

冷やし…はじめました。 [【編集】]

9月に入って一週間経ちました。
連日30℃越えで一体いつ秋はやってくるのかと
思いつつ、

買い物に行って秋物を見たり。
ブーツを干したり。
髪の毛を切る季節になってきたなと考えたり。


秋物の季節を心待ちにしているのですが。


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未だにやっている

「冷やしシャンプー」

私のイメージ的にお父さんが使ってそうな
スカッとするシャンプーみたいな所があって
こんなにカワイイ看板を出されてもちょっと違和感が。


「秋っぽい髪型にしてください。」

と頼んで冷やしシャンプーをしてもらったら
季節感がよくわからなくて
ちょっと面白いような気もしますが。


そんなこんなで
次号の食と生活版のレイアウトが迫って来て

どうしようかな…と思いながら記事を見ていると
ここにも「冷やし…効果」が。

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「冷やしパン」に「冷やしおむすび」


いくら暑いといっても…それって。

百歩譲って「冷やしパン」は菓子パンなんかの類いもあるし
いけそうだな…と思ったのですが

「冷やしおむすび」ってどうなんだ?
と頭の中で食べた感じの妄想をしていました。

ですが
どう考えても
「冷やしおむすび」と言うより「冷や飯」
というイメージの方が先行してしまって…。

それは果たしておいしいのでしょうか…?


人の感覚や味覚は様々です。

「アリやろ。」
「え!?ナシやろ?」

と言いながら
自分が食べる事に対して思っている事
必要としている事

本誌を通して
考え直す機会になるような
きっかけづくりが出来れば。


今日の一曲:Heavenly/Air

人を裁く。 [【編集】]

今年の6月頃の北浜のバラ園の様子です。
川を挟んで向かいの趣のあるカフェで
「季節になるとバラがイッパイ咲くから、今度はその季節にね。」と。
仕事帰り先輩と。

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社会10号の読校をしていました。

今回の特集は死刑制度の是非について。

死刑廃止派だった千葉法務大臣の死刑執行から

見えるものについて考えています。


死刑執行に立ち会った千葉法相に対し

大臣として当然の責務だ

と言う新聞社もあれば

死刑執行に立ち会う事により
今まであった守秘義務が公になるきっかけになり
市民に改めて考える機会を与えた

という新聞社。

さらには、
死刑の論議と刑の執行は離れて行うべきだ

と言う新聞社。


これだけ意見が割れてくるのは

死というものの受け止め方や
色んな立場から見た倫理感があるのかもしれません。


そもそも、なんで、死刑を執行する場や
その情報は非公開なのでしょうか?

昔は日本だって時代劇であるように
「打ち首じゃー!」と言われて
町のど真ん中で罪人の死刑が執行されていたのに。


そんな事を思って、特集の読校を終え
しばらく、もやもや考えていたのですが。


切抜きをしている最中に見つけた記事の中にこんな事が
書いてありました。

刑罰を与えるのは、法を犯したものを矯正し
再び善良な市民として社会復帰させることに、
その本旨がある。

と。

なるほど。
時代劇中では罪人を社会復帰させようという訳ではなさそうだし、
そもそも、「死刑」の定義が違うようです。

じゃあ、今の社会における「死刑」って?

犯罪者が矯正を目指す意志を放棄せねばならない臨界点。

と書いてありました。

一所懸命、貴方が社会復帰できる方法を考えたけど、
貴方の犯した罪の方が大きくて、振り切れてしまっているので
社会復帰できる権利を手放してもらわなくてはなりません。


それが今の「死刑」の解釈のようです。


国民の8割近くが死刑執行に賛成だという調査があります。


私自身も
「こんなに酷いことをしたんやから、死刑やわ、死刑。」

と言ったり

「無期懲役ってどうなの?」

と言ったり。


無意識のうちに死刑という罪を容認しているのかもしれません。



それはもちろん、
自分の知らない遠い世界でやっている出来事だからこそで。


私自身が死刑判決を下したり、執行する裁判員の立場だったら?
自分が被害者だったら?その家族だったら?

それぞれの立場に対する死刑の意味合いが変わって来るように思います。

もう少し、色んな事を知ってたり
考えたりする必要があるのかもしれません。


今日の一曲:家族の風景/ハナレグミ


追記:8/28付けの神奈川新聞に死刑場が公開されたと
   カラー写真で載っていました。
   今まで公開されていなかった場所を知るいい機会なのかも知れませんが。
   なにか…胸が詰まるものがあります。

準備。 [【編集】]

2週間に一回、
編集の若い衆で話し合いをしています。

議題は様々で
よく脱線したりしますが、
たぶんそれが重要で、
最終的な着地点が見つかるのだと思っています。

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今回の議題は
「索引」について。

自分のお気に入りの索引を持って来て
どこがいいかを熱く語り、
どうやってそれをこれから、本誌に反映させる事ができるか?

という流れで。


みんな、お気に入りの索引について話す時の
熱さが尋常ではない!

という訳では無いのかもしれませんが
私は楽しんで話を聞いていました。


こうやって集まって
沢山の案が出て
みんなで考える時間がすごく有意義な事だな、と。


私の中ではすごく新鮮です。


逆に思うことは
今まで、期限までにこなす事ばかり考えて
忙殺されていた事を理由に
今の索引のあり方について
気を止めなさすぎたなぁ、と。


もちろん、今まで、私の中で
「読者にとっての索引って?」
と考えながらやっていた事は
必ず胸を張って言える事で
今ある最大限をしてきたつもりですが。


これからよくしていくこと。
新しく何かを考えること。
形にすること。
それをみんなでやっていくこと。


そこの部分はすっぽり抜けていたような。


最近、そう気付いて
私も若い流れを取り戻さなければ!!
とハッとした訳です。


来月からどんどん作業が増えて
編集の流れに入っていきます。

私は少し楽しみです。

みんなは青ざめていますが。


なぜそう思うかというと
みんなで考えれるからです。

だから、いつものように意見を出し合って
うまく定着していけるのでは?

とか思ったりもしています。
私が一番甘いのかしら?笑


何かうまく軌道に乗るきっかけになればいいのに…。


今日の一曲:LE ROI SOLEIL/カヒミ・カリィ

子を持つ。 [【編集】]

昨日は我が社の親睦会がありました。

カウンターの中で場を取り仕切る顧問
(この時ばかりはマスターと言うべきなのでしょうか?)
が蝶ネクタイをされて真っ赤ないい顔で
お酒を作って下さいました。

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今、保育版の記事選びを検討しています。

赤ちゃんの抱っこの仕方

授乳の仕方。

ベビーサイン

しつけ、褒め方。

そういったものを見ていると

私も自分の子供が欲しいな。

という気持ちがフツフツと湧いてきます。

この会社に入って
「子どもを育てる」ということの考え方が
私自身、変わってきたような気がします。

「子育てにイライラしてもいいんだよ。嫌になってもいいんだよ。」
とはっきり言い切る記事を目の当たりにして

「そう思う事は親として悪い事ではないんや。」

と目から鱗だったり。

もちろん、イライラするから、子どもに当たったり
嫌になったから言って育児放棄をするのは
賛成できないけれど。


大切なのは
その気持ちとどう付き合っていったり
解消したり、解決したりする事
なのだと、思うようになって。


だからこそ、子どもを育てる親にとって
自分の両親や
ママ友達
幼稚園
保育所
周りのネットワーク
自治体

など、など、など。

そういった繋がりが
「子育て」と親との関係を良くするのだと、
まだ親にもなっていませんが、
思うようになりました。

本誌の『保育と幼児教育版』は
保育士さんや小さい子どもを持つ親御さんを
対象に作っています。

しかし、私のような
「まだ親にもなっていない層」=「母親・父親予備軍」
にも知ってもらいたい事がたくさん詰まっているのでは?

私が目から鱗だったように。
なにか、「子育て」に対して変わることがあるのでは?

今、保育で問題視されている事の改善の鍵を握っているのは
「母親・父親予備軍」なのかもしれません。


今日の一曲:ばらの花/くるり



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