鋼の。 [【新聞記事】]
小さい頃から文庫派だった私には
マンガを買って読むという習慣があまり無かったので
もっぱら妹の好みのモノをなんとなく借りて読むと言うのが
私のマンガ文化ですが
その中でも楽しみに待っているマンガのうちの一つがこの
「鋼の錬金術師」です。
妹の話では
最終話が掲載されていた月刊誌が
発売当日にすべて売れてしまって
どこに行っても手に入らなかった
というぐらいの人気ぶりなんだそうで。
今日、
「新聞週間に寄せて」
という連載で
この鋼の錬金術師の作者の荒川弘さんの言葉が
寄せられていました。
新聞週間とハガレン?
何の関係が?
と疑問に思いながらも、
読んでいたのですが
このハガレンを作る上で
新聞は大事な情報源だったのだそうです。
主人公が付けている義肢の参考には
義足や義手関係の記事を
人体錬成や人体を改造したキャラクターには
iPS細胞関係の記事を
作中で描く戦乱のシーンには
各紙が例年8月に特集する戦争関係の記事をと
新聞から様々な事がヒントを得ていたのだそうです。
物語の「錬金術」という考え方や
時代背景は現代よりも遠い時代の設定なのに
その物語中に含まれている技術や
民族紛争を背景とした争いは
今の現状とほとんど変わらなかったり
今よりも進んでいる事も多いので
そのあたりが入り交じっている所が深くて面白いなぁ。
と思って読んでしまうのですね。
荒川弘さんのお話からまだまだ
新聞の可能性って広がって行くんじゃないかと
思うと
うれしく思いました。
追記:鋼の錬金術師の単行本の最終巻が来月出るようなので
楽しみです。
今日の一曲:色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'
2010-10-22 17:38
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